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2010.10.02 (Sat)

Finale講座

指揮の米山です。

Finaleで第2楽章の作業中のみなさん。
Cl.の小平さんから、反復括弧の表示方法について問い合わせがありました。
同様の疑問をもたれる方が多いと思いますので、ここで説明しておきます。

その前に先に配布しましたデータを、下記の内容にて修正お願いします。

1. 27,122小節目に piu f が抜けています、追加下さい。
2. 29,124小節目に mf が抜けています、追加下さい。
 (以上も小平さんから連絡がありました)

これらは見えていないだけで、追加修正すると二重になって出て来るかも知れません。
その際はどちらかを削除下さい。
どうもFinaleのバグのようです。

さて、本題に戻って反復括弧の表示方法を説明します。

反復括弧は、スコアでは一部の主なパートのみに表示するように設定しています。
全パートに表示さすと、とても見にくいからです。
データは全パートに入っていますが、非表示なっているだけです。

非表示のパートを表示させる方法を Cl. パートを例に説明します。
(図をクリックすると拡大されます)

1. 五線ツールをクリックします。
  反復括弧1

2. 該当五線(この場合は Cl. )のハンドルをクリック → 五線の属性編集クリック
  反復括弧2

3. 五線の属性を表示
  反復括弧3

4. 表示する項目反復記号括弧と文字反復記号をクリックしチェックマークを付け、OKする。
  反復括弧4

5. これで表示されたはずです。
  反復括弧5
  この状態でバランスが良ければ、これで完了です。

  表示された反復括弧が、元の音符などと重なってしまう場合は、更に次の作業をします。
  以下の作業はパート譜になってから行った方が良いと思います。

6. 反復記号ツールをクリック → 移動したい反復括弧のハンドルを全部囲って選択する。
  反復括弧6

7. この状態でカーソルキーにて上下させて調整する。 
  反復括弧7

  これで完了です。

 いかがでしょうか?
 団員の皆さん、よろしくお願いします。

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2010.09.12 (Sun)

「悲愴」第1楽章及び第4楽章データの訂正

指揮の米山です。

またまたですが、
「悲愴」第1楽章及び第4楽章のデータ一部誤りがありました。
下記に内容を示しますので、各自訂正願います。

第1楽章
 Tb.1の108小節目(Eの1小節前)の2拍目が A となっていますが、
 H に訂正下さい。
 (内藤団長から報告がありました)

第4楽章
 1. 46小節目(Cの8小節目)の ritenuto が抜けています。追加下さい。
 2. Cla.1,2の54小節目(Dの4小節目)の1拍目・2拍目がファ(D)になっていますが、
   ソ(E)に訂正下さい。
 3. Cla.1,2の59小節目(Eの4小節前)の3拍目のソ(E)はオクターブ間違っています、
   オクターブ上のソ(E)に訂正下さい。
 4. 82小節目(Gの8小節前)の最上段のFl.3だけに
   Andante及びテンポ指示記号(4分音符=76)が表示されていますが、
   この指示は全パートに有効です。他のテンポ記号と同様の設定に変更下さい。
    Finaleでの変更方法は
     発想記号ツール(アイコンクリック)
     ↓
     該当記号(Andante)のハンドル(□の表示)上で右クリック
     ↓   
     小節発想記号割付の編集(最上段にあります)
     ↓
     パート別表示リスト(S)を選び右のプルダウンメニューから
     「パートリスト 1」を選んでOKをクリック

    これで他の指示記号と同じように表示されているはずです。
    同様にテンポ指示記号(4分音符=76)も変更して下さい。
    この設定(パートリスト 1)は、
    スコアでは各グループの最上段のみ表示されていますが、
    パート譜作成時には全パートに表示されるように設定してあります。
 
 その他
  スコアーによっては75小節目に(Fの5小節目)のStringendoがありますが、
  77小節目に訂正下さい。
  今回まとめ買いした音楽之友社(OGT 2122)は、これに該当します。

  同じようなケースですが 音楽之友社(OGT 2122)では、
  115小節目(I の1小節前)の2拍目より
  Moderato assai及びテンポ指示記号(4分音符=88)の指示がありますが、
  私の手持ちスコア3冊で確認したところ、116小節目(I の小節)丁度に指示があります。
  このケースはどちらが正しいかは、楽譜上から見ても判断できませんが、
  該当小節の手前にStringenndo moltoの指示があり、テンポアップしてきますので、
  到達点の指示が2拍ずれても演奏上は問題ないと考えます。
  よって、I の小節丁度に統一したいと思います。

 (以上 第4楽章については小平さんから報告がありました)

色々ややこしい事を書きましたが、
団員の皆様 対応よろしくお願いします。

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